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介護職員初任者研修 ハローワークで無料で取得できる
ハローワークで介護の資格を取得することが可能です。
人気が高い資格の一つに、介護職員初任者研修があります。
この記事では、無料で受けられるハローワークの介護資格講座、介護職員初任者研修についてご紹介をしています。
介護職の採用は介護職員初任者研修があると有利
介護職として働くために、必ずしも資格は必要ではありません。
しかし、資格を持っていると同じ未経験者であっても、内定率が高くなります。
介護職員初任者研修の資格を取得する過程で、介護の仕事するために必要な知識、スキルを身に付けていることも、介護施設側では評価してくれます。
全く介護知識が無い未経験者よりも、実務未経験であっても資格取得者の方が採用するメリットは非常に大きいのですね。
介護職を目指す方も、色々な方がいると思います。
事情があって転職先、再就職先を探している、30代、40代の方も多いでしょう。
子育てが終わって、これから働きに出ようと思っている主婦の方も多いと思います。
できるだけお金をかけず、無料で介護職員初任者研修の資格を取得したい、と思っている方はハローワークを利用する方法もおすすめです。
民間スクールで介護職員初任者研修の資格を取得するときの費用は?
通常、スクールで介護職員初任者研修を受講する場合の費用は、安いところで3、4万円前後、高いところで10万円前後の費用がかかります。
仕事探しをしている身としては、決して安くはない受講費用と思います。
ハローワークを利用した場合、メリット・デメリットはありますが無料で取得をすることができます。
現実問題として、未経験から介護業界に転職しようと思った時、資格があると転職活動が有利に進みます。
それに資格手当も支給される介護施設が多いですから、初年度の年収もアップします。
介護職員初任者研修は入門編の資格。
取得もしやすいですし、介護資格として所有していれば無資格者と比較して、やはり採用されやすくなります。
これから介護職として働きたい、とお考えの方は取得するメリットの方が大きいといえるでしょう。
介護職員初任者研修はハローワークでも取得するには
ハローワークを利用して介護職員初任者研修を取得することができます。
2つの制度を利用して取得する機会を得られます。
失業保険の受給資格が無い方を対象とした「求職者支援訓練」。
失業保険の受給者を対象とした「公共職業訓練」の2種類があります。
求職者支援訓練を利用して資格を取得する
求職者支援訓練は失業保険を受給できない求職者の方を対象としています。
再就職できずに失業保険の支給期間が終了した方も対象となります。
求職者支援訓練を利用することで、通常4万円~10万円前後の取得費用がかかる介護職員初任者研修の資格を無料で取得することができます。
無料で資格が取得でき、就職支援も受けることができるメリットがあります。
一定の条件を満たせば、職業訓練受講給付金の支給も受けられます。
公共職業訓練を利用して資格を取得する
公共職業訓練は失業保険を受給できる求職者を対象としています。
就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を受けることができます。
支給要件を満たすことで、失業手当の他、受講手当、通所手当などを受給することもできます。
ハローワーク 介護職員初任者研修のデメリット
ハローワークを利用して介護職員初任者研修の資格を取得する場合、メリット・デメリットと両方があります。
先にデメリットからお伝えしますね。
場合によっては、民間のスクールを利用して取得を目指したほうが良い方もいらっしゃると思います。
介護講座の受講ができないこともある
ハローワークを利用すれば、無料で資格を取得することができます。中でも、介護職員初任者研修は人気が高い講座です。
そのため、受講するためには選考試験に合格する必要があります。
選考試験は、
- 面接
- 筆記試験
が行われます。
倍率はタイミングによって異なりますが、人気が高いときに申し込んでしまうと、倍率5倍といったことにもなるようです。
介護職は中高年の未経験者であっても、採用されやすいということもあり人気が高まっています。
条件が合えば給付金も貰いながら学ぶことができることも、人気の理由となっています。
応募者が多数となることが多く、希望しても介護講座を受講できないこともあります。
再就職しようと思った場合、早く介護資格を取得して仕事探しをしたい方もいると思います。
その場合には別の方法を考えた方がよいでしょう。
介護職員初任者研修を取得するまで時間がかかる
ハローワークの介護職員初任者研修(職業訓練)は、都道府県によって開催時期や受講期間がことなります。
受講を考える際、時期を確認することが必要です。
働き始めたい時期があった場合、それよりも前に資格を取得しておきたいもの。
しかし、開催時期が遅い場合には、それが実現できないかもしれません。
また、ハローワークの講座で介護職員初任者研修を取得する場合、約3ヵ月の期間が必要となります。
あなたの都合で受講できず、毎日月曜日から金曜ぼ通学しなければなりません。
民間のスクールで取得を目指す場合、もっと短期間で取得できるコースもあります。
ハローワークで取得をした場合、民間のスクールでの倍以上の期間が必要となりますからそこをデメリットに感じる方も多いでしょう。
申し込みをしてから選考の可否通知が来るまでの待ち時間もあります。
期待して待っていたのに落ちる、といった可能性もあります。
もっと短期間で資格取得して仕事探しに活かしたい、といった場合には、民間スクールでの短期コースの利用を検討される方が良いかもしれません。
テキスト代に実費が必要
ハローワークの介護職員初任者研修は受講料自体は無料です。
とはいえ、完全に無料ではありません。
テキスト代などの受講料以外の費用は実費負担となります。
介護職員初任者研修の場合、テキスト代として5千円~1万円ほどの費用が発生します。
また管轄によっては胸部レントゲン検査の提出が必要な場合もあります。
こちらの費用も実費です。
完全に無料と思っていたら、お金が必要だった・・・と驚かないように、準備をしておきましょう。
ハローワークで介護職員初任者研修を取得するメリット
ハローワークで介護職員初任者研修を取得するメリットについてご紹介をします。
デメリットよりもメリットの方が大きいとお考えの方は、ぜひ利用を検討してみてください。
受講費用がほぼ無料
通常、民間のスクールで介護職員初任者研修を受講する場合、費用は10万前後かかります。
ハローワークの職業訓練を利用すれば、これらの費用はかかりません。
テキスト代を含めて1万円~といった金額を実費するだけで済みます。
スクールと比較して、費用が格段に安いですよね。
ほぼ無料で受講できる、ということが大きなメリットです。
受講手当が支給される
公共職業訓練の場合、1日500円の受講手当が支給されます。
最大40日間です。
他にも支給要件を満たす必要がありますが、通所手当等も支給されることもあり、経済的なメリットもあります。
就職先の斡旋も受けられる
ハローワークの職業訓練を利用した場合、就職が目的ですから取得後に就職先の斡旋を受けることができます。
これも大きなメリットでしょう。
企業の詳細な情報は自分で集める必要はありますが、求人数が多いのがハローワークの特徴です。
ハローワークには多数の介護施設からの求人も寄せられていますので、希望すれば、多くの求人情報を得ることができます。
介護職員初任者研修を取得すれば、応募先も広がりますし、内定獲得の可能性も高くなります。
ハローワークを利用して、応募書類(履歴書、職務経歴書)の書き方、面接対策など就職や転職に関する相談ができるのもメリットです。
ハローワークの資格講座、選考試験を突破するには
ハローワークでの職業訓練で介護職員初任者研修を受講するには、筆記試験、面接に合格する必要があります。
筆記試験は訓練に対しての適性を判定するテストとなります。
問題は、面接です。
重視されるのは受講動機、就業への意欲です。
どちらもより高い人に受講して欲しい、というのがやはり面接官の気持ちと言えるでしょう。
志望動機をしっかり用意し、就職する意欲をアピールできるように準備することがポイントです。
働きたい動機、面接では、介護の仕事をしたいと思ったきっかけ、エピソードなどを含めて話すことができると、アピールできるでしょう。
こうした点も考慮して、面接対策を行うことが合格のポイントとなります。
ハローワークで介護職員初任者研修を取得すれば、就職に有利
時間がかかっても良いからハローワークを利用して介護職員初任者研修を取得しようかな、とお考えの方も多いと思います。
実際、介護職として就職や転職をお考えになっている人は、介護資格を取得していると有利に就活を進めることができます。
介護の仕事は未経験でも働くことができます。
しかし、無資格・未経験だとなかなか内定が貰えない方もいます。
介護施設の多くは、経験者、もしくは有資格者を歓迎しています。
人手不足で教えることに手が回らない、といった事情を抱える施設も多いようです。
即戦力を求めています。
介護業界の中でも入門資格と位置付けられている介護職員初任者研修を取得することで、求職活動は有利に進みます。
介護職員初任者研修を取得するとアピールできる理由
未経験者の選考を複数名行う場合、介護職員初任者研修を取得している人の方がやはり有利です。
資格取得者には、介護の知識があると客観的に判断できます。
時間をお金をかけて資格を取得しているため、介護の仕事への熱意も伝わります。
知識がある分、即戦力に近い人材でもあります。
そうしたこともあり、採用選考が有利に進むことが多くなります。
資格手当で年収アップ
介護業界では、有資格者と無資格者では給料に差がつくことも特徴です。
介護職員初任者研修を取得している場合、資格手当が支給されることが多いです。
その時点で、年収アップが確実となります。
介護職として年収アップするには、資格取得は欠かせません。
その1つ目のステップとして介護職員初任者研修はあります。
就職先を探す際、少しでも給与が高い方が良いですから、資格手当の額にも注目をして求人への応募を検討してみるのもおすすめです。
介護職員初任者研修の取得について、まとめ
ハローワークの職業訓練を利用して介護職員初任者研修することについてご紹介しました。
メリットやデメリットも理解して、受講を検討してみてください。
介護業界は深刻な人手不足もあり、無資格でも働くことはできます。
しかし、できる介護業務が限定されることもあり、キャリアアップができません。
それに人手不足のために新人教育、研修に手が回らない事業所もあり、無資格・未経験者の採用は控えているところもあるでしょう。
無資格で就職や転職を目指すよりも、介護職員初任者研修を取得してから求人に応募する方が内定率が高くなります。
民間のスクールだと資金的に厳しい・・・という方は、ハローワークを利用してほぼ無料で介護職員初任者研修を取得することを検討してみてください。
資格が無い人よりは、就職や転職に有利に働きます。
ハローワーク以外、資格を取得する方法
ハローワークを利用する以外にも、資格を取得を目指す方法があります。
資格を取得する方法は、
- 民間のスクールで受講、取得する
- 資格取得支援のある介護施設で働きながら取得を目指す
- 資格取得支援がある派遣会社などで働く
などです。
働きながら取得される方も意外と多いです。
それには資格取得に理解があり、支援がある職場で働くことが重要となります。
あなたの状況に合わせた方法で介護職員初任者研修の取得をぜひ目指してみてください。
次のような転職エージェントを利用することで、希望に合った職場探しをサポートしてもらうことができます。
未経験者歓迎の介護求人を見つけるには
未経験から介護業界へ。
仕事探しをする際、職場の詳しい情報が得られることも大切です。
自分に合った職場、働きやすい職場を見つけることが退職を避けるために必要です。
ミスマッチが起こらないようにするには、情報収集をしっかり行う必要があります。
介護業界の転職支援に特化しているエージェントを利用する方法をおすすめしています。
以下は、未経験者の転職支援の実績も豊富な転職エージェントです。
こうしたエージェントを利用することで、職場の雰囲気や人間関係、入社後の教育体制などについても情報を得ることができます。
資格取得の支援に積極的かどうかも事前に調べてもらうことができるので、ぜひ活用してみてください。
利用は無料です。
中でも、きらケア介護求人、かいご畑は求人数も多く、おすすめです。
カイゴジョブは求人サイトです。
情報収集にはこうしたタイプの求人サイトはとても便利ですから、就業を希望するエリアで求人を探してみてください。
かいご畑は働きながら資格取得を目指すことも可能です。
また、未経験者の支援にも多くの実績があります。
これから介護職として就職したい、転職したい方は相談されてみてはと思います。
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